【第1回】私は街のお医者さん コンクリートメンテナンス編

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面白いと思っている人がいるのか、、、とりあえず始めます。

このシリーズの目的

前にもさらっと書きましたが目的についてもう少し。

日本にあるコンクリート構造物(主に橋とかダムとかトンネルとか)はバブルの時に大量に建設されました。コンクリートはメンテナンスフリーで半永久的に使用できる物だと思われていたのですね。

しかし、コンクリート自体は劣化がなくてもコンクリートの中に入っている鉄筋(鉄の棒)は錆びてしまいます。中の鉄筋が錆びるとどうなるのか。

錆びると鉄は膨れていきます。体積が膨張するのです。

コンクリートと鉄筋はぴったりとくっつくように製造されています。その鉄筋が膨れるとどうなるか。。。

そう、その鉄筋を覆う様に作られたコンクリートは中に入れられている鉄筋に押し出され割れてしまいます。こうなるとせっかく緻密に計算されて作られたコンクリートも意味をなさなくなります。強度は低下し、必要な耐久力がなくなります。極論、壊れます。

じゃあ鉄筋錆びない様にしろよとか、そうならない様にしろよとか、そういった話はコンクリートのイメージ向上委員会を読んでください。そっちに書きます。

ここでは、これを読んでいるあなたが!そんな街のコンクリート構造物をみてヤバイ!やばくない!の判断がちょっとできる様になれるような情報をお届けすることを目的としています。

なぜ私なのか

なぜあなたに知って欲しいかについてもう少しだけ、ほんと少しだけ。

みんなここまで読んで思ったことでしょう。

なぜ私たちに?

専門家とか、それを仕事にしている人たちがいるんでしょ?

そうですね。もちろんいます。それ専門に診断できる人たちが。(コンクリート診断士なんていう難関資格もあります。私はもっていませんが、、)

しかし、人が少ない。

正確には対象物に対して人が少ない。

コンクリートストックなんて言い方もしますが、日本には100億㎥のコンクリートがあると言われています。私にもピンとこない量です。調べると富士山7個分の量より多いらしいです。ヤバイ。

その多くがメンテナンスを必要としています。

もちろん全て急いでやる必要はありませんが、早急にするべき物もあります。じゃあどうやって判断しているのか。一つ一つ市や県やコンサル会社が確認しています。

先ほど紹介したコンクリート診断士。1万3千人ほどいらっしゃる様です。(普通に難関資格です。民間資格の難易度を見ると英検準一級、剣道6段、柔道7段、プロゴルファーより難しいランクになっていました。)それでは対象となるものはどれくらいあるのか。長さが2m以上の橋だけで約73万橋ある様です。箸だけでですよ?

多すぎやろ、

単純計算で1人56橋も見ないといけないわけです。

多すぎやろ、

なんとなく大変そうなのが伝わりましたかね?

そんなにたくさんをこまめに点検するのは非常に労力がかかります。結果、重要度が高いものを優先的にメンテナンスするわけなので、重要度が低いものがどうなっているのか、、、

だからみんなでちょっと気にしてあげたら!悲惨な事故も!なくなるのではないかと!ここから発信していこうと思っているわけです。

また、長くなってしまいましたので今回はここまでで、、、

また次回。

ぱと

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