作曲って難しいイメージがあるかもしれませんが、簡単です。

コード進行って実はある程度パターンが既に決まっていて、それを組み合わせればいいんです。パズルと同じです。
この方法を知れば音楽理論なんてなくても、楽器が弾けなくても曲が作れます。絶対に。
世の中に出ている曲の大半は今回紹介する方法で出来ています。もちろん天才的な才能があって、複雑なコード進行を編み出したり、そもそも新しいコード自体を生み出したりする人もいるけど、、
今回は王道コード進行パターンをいくつかまとめて、その使い方を記事にしようと思います。自分の復習、メモ代わりも兼ねて。
あと、結局のところ、シンプルで王道なコード進行が名曲を生むんです。ややこしいことやるよりもシンプルが一番。
では早速。
王道コード進行パターン6選
これから王道コード進行を6パターンお伝えします。その際にローマ数字でコード進行を表すので下の表から自分の好きなKEYを選んで該当するコード当てはめてください。それだけで曲完成みたいなもんです。
この説明がわからない人はとりあえず下まで全部読んでみてください。
わかるはず。
それと、KEYがよくわかんない人はとりあえず C(「ド」の音)でいいです。高くて歌いづらいなーとか、低くて声が出ないとか思ったら自分にあったKEYを探してみてください。

1.王道進行
Ⅳ−Ⅴ−Ⅲm−Ⅵm
その名の通り、王道パターン。馴染みやすいしグッとくる感じがします。
こんな曲で使われています。とりあえず日本の曲で。
・LOVEマシーン(モーニング娘。)
・瞳を閉じて(平井堅)
・サクラ(ケツメイシ)
・ロビンソン(スピッツ)
などなど、、、
迷ったらこれでいいです。
KEYがCの場合は表に当てはめてみて F−G−Em−Am になります。
表の通り、こういうこと。

2. Just The Two of Us進行
IVM7−III7−VIm7−I7
ジャズの『Just The Two of Us』という曲で使われたことで有名になったコード進行。
とりあえずお洒落にしたかったらこれ。
丸の内サディスティックとか、シティポップ系でよく使われてる。とりあえずこれ使えばお洒落になるし椎名林檎っぽくなります。
KEYがCだと FM7−E7−Am7−C7 表の通りに。
M7とかはそのままくっ付けて、コードの押さえ方をググってください。
3.4156進行
Ⅳ−Ⅰ−Ⅴ−Ⅵm
洋楽でよく使われる。これもお洒落でちょっとポップな感じ
Taylor swiftの「We Are Never Ever Getting Back Together」はこの進行が元になってる。テラスハウスのあの有名な曲。
KEYがCだと F−C−G−Am 表そのまま。シンプル。
4.レット・イット・ビー進行
Ⅰ−Ⅴ−Ⅵm−Ⅳ
The Beatlesの「Let It Be」で使われてる。
感動的な、切ない感じの曲にしたかったらこれで。
KEYがCだと C−G−Am−F
5.小室進行
Ⅵm−Ⅳ−Ⅴ−Ⅰ
小室哲哉が愛用したコード進行とのこと。
ということはたくさん売れたコード進行ということ。すごく聞きやすい感じがします。
聞いたことある!って感じがします。
KEYがCだと Am−F−G−C
6.カノン進行
I−V−VIm−IIIm−IV−I−IV−V
世界一有名なコード進行。
J-POPの名曲、有名曲はほとんどがこれ。「世界に一つだけの歌」「少年時代」「負けないで」「恋するフォーチューンクッキー」などなど。
キャッチーで感動的。
KEYがCだと C−G−Am−Em−F−C−F−G
以上になります。
とりあえず好きなコード進行選んで歌とかドラムつけたらオリジナル曲完成です。コード進行このまま使っていいの?って思うかも知れませんが、大丈夫です。というかコード は数が限られていてその組み合わせで人間に心地よいパターンを選んでいくと自然と数が限られます、コード進行が被るのは当たり前なんです。
自分の歌や、楽器の音色や、歌詞があれば十分にオリジナル曲として成り立ちます。
歌のメロディーについては自分の声的に歌いやすいメロディーで、あと歌詞との兼ね合いを見てフィーリング重視で決めましょう。
あとコード進行を変えたAメロ作らなきゃいけない、なんてことは決してありません。同じコードの繰り返しでも十分名曲は作れるので。Ben.E KingのStand By Me とか簡単なコード4つだけ。
作曲に慣れていけば自然とAメロとか、Bメロとか、アウトロとか、色々できるようになります。
まぁ、メロディー重視のリフものや、ギターソロは自分のアイデアを存分に発揮して作った方がいいけどそこにもある程度パターンはあります。それはまた次回。
岡崎