有り余る正月休みの時間を利用し、調べてみました。

いきさつ
正月休みとはいえ、東京都内に引きこもりもうサラリーマンに戻りたくないなぁと思いながら本屋さんでなんとなーく手に取ったこの本を読んで自分なりに空想してみました。「しょぼい起業」をするならなんだろうと。
PSYCHIC TV HOUSE のメンバーであり、最近はめっぽうブログを書かなくなった谷口が何やら自身のアパレルブランドを作っていたのはみなさん覚えていますか?私自身ボックスロゴTシャツとロンTを購入しており、結構気に入っていて春〜秋にはちょくちょく着て出かけていました。
「自身のアパレルブランド」
どことなくいい響き。規模の大きさに関係なくそういうのいいなぁなんて思い、実際にそれを行った場合どういった労働と初期費用がかかるのか調べてみました。
商品概要、というかイメージ。
実際にアパレルブランドをやるとして、イチから型を起こして洋服を作るほどの知識はありません。そこまでの熱量も正直ありません。文化祭で作ったクラスごとのオリジナルTシャツに自分のコンセプトとブランドっぽさを加えて、おまけにほんのちょっとのオリジナルテイストっぽい生地感を織り込めればそれで十分なのです。
なので商品イメージは下記の通り。
- オリジナルロゴTシャツ
- オリジナルロゴパーカー
- オリジナルロゴキャップ
- オリジナルロゴスマホケース
- オリジナルロゴマネークリップ
“バンドグッズ(物販)定番アイテム10選”とかいう一定の層には需要ありそうなニッチなサイトからそのまま内容を引っ張ってきました。
金額は、Tシャツ4〜5000円とかでしょうか。だいぶ取りすぎな気もするけど薄利多売で利益を出したいわけでも地域還元サービスをしたいわけでもないのでなんとなくこの辺りでしょう。BASEというECサイト開設サービス内の個人アパレルブランドで販売されているオリジナルTシャツの金額もこの辺りが相場だと思われます。
ターゲット
どういった人が買ってくれるだろうか。PSYCHIC TV HOUSEメンバーでさえ全員は買わないともうけども、、一応考えてみましょう。
- 自分たちのことを知っていて、応援してあげたいと言う気持ちのある人。
- デザイン、コンセプトを気に入ってくれた人。
- 誰とも被らない服を着たい人。
1つ目がこれってのもなんともやる気のない話だけど、実際こういった人たちが買ってくれないと始まらない。この項目に当てはまる人に関しての営業アプローチは至ってシンプルでしょう、このブログ含め現在あるSNSを利用して積極的に宣伝をすれば良いだけです。
肝心なのは2つ目、この2つ目に当てはまる人たちをどれだけ増やせるかが売上に大きく関わってくると思います。まぁまだデザインどころか何を作るかさえ決まってないのにどうやって宣伝していくかなんて考えれらないけど、ターゲットを想定してみましょう。私たち個人単位での広告宣伝では限界があります、やっとの思いで認知してくれるであろう人のペルソナを立てるとすると。
年齢:20〜30代
性別:男性
職業:ごく一般的なサラリーマン
服装:ハイブランドよりもアウトドア系のブランドを好む。言わずもがなユニクロは好んで着る。シュプリームを1,2着持ってたり持ってなかったり。
休日:どちらかというとアクティブに過ごす。
元:バンドマン
こんな感じではないだろうか。そうするとTシャツにしろパーカーにしろ「なんらかの機能性(この素材はアウトドア時にちょっと良い)」みたいな売り文句をつけたり、アメリカの有名レコード会社SUBPOPのボックスロゴをイメージしたデザインなんかがウケるのではないだろうか。
3つ目に当てはまる人は、、また今度考えます。
参考事例
実際にアパレルブランドを設立するとして実店舗なんて夢のまた夢。Web上でショップを開くのが一番だと思います。
そうなると「BASE」という香取慎吾がCMをやってるサイトでEC開設するのがいいんじゃないでしょうか。ちょっと調べたら色んなサイトにそう書いてありました。そしてBASE内でいくつか気になったショップをあげていきます。
NICE TO MEET YOU
NICE TO MEET YOUの「N」を取った粋な洒落を決め込んだブランド。アイスをメインにアパレル系の商品も多い。やりたいことは近そう。



MFC STORE
本気でアパレルブランドを作りたい人なのだろう、実店舗もある。ガチ感がすごい。


GANMI STORE
ダンスエンターテイメント集団、らしい。youtubeチャンネル登録者数1.87万人。こういう感じでアーティストの物販ESサイト用途のみの使い方もあるのか。


個人アパレルブランド設立に必要なもの
とりあえずBASEを使うのであればサイト設立、運営費用は全て無料となっています。BASE側がどこで儲けるかというと商品が売れたときにかかる約3%の手数料と、売上金額を自分の口座に移す際の手数料で利益を上げるシステムだそう。
よって、かかる費用は0円。
準備するものは自身の商品にかかる費用だけである。
いくら売ればいくら儲かるのか
例えばTシャツ一枚売れたとして。
売価:5,000円
原価:2,000円(加工費込み)
送料:600円
利益:2,400円
1ヶ月で20万円稼ごうと思うと83.3枚売らないといけない。毎週土日に作業したとして1日で10.4枚。10箇所以上の異なる住所に向けて配送作業しなくちゃいけない。
もし万が一機動に乗るようなことがあったとして、、想像していたより簡単に「個人アパレルブランド設立」ができるんじゃないかと思いました。もちろん大変だとは思うけど。
これで食っていこうとか、有名になって夢を掴みたいなんて思いはさらさらありません。みんなそれぞれ7割程度の本気を出して取り組めば、このコロナ禍における大人な「遊び」としては結構面白いんじゃないかと思いました。
個人的にはオリジナルギターストラップとか作りたいです。絶対需要ないけど。
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